令和7年度 北名古屋市総合防災訓練

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2025年9月28日(日曜日)師勝西小学校グラウンド

この度の訓練内容は、震度6強の地震を想定した総合防災訓練。師勝西小学校グランドを使用し開催されました。

地元の皆様と共に、各関係団体様(自治会、自防災会、社会福祉協議会、消防団)のご協力の元、いざ災害が起きた際の意識付けや災害時の対応を学ぶきっかけともなる防災訓練でした。

災害時における校内校舎の開設に伴い、体育館では避難所運営や、緊急災害簡易用ダンボールベッドの設営訓練が行われました。災害時では、不安やストレスでの不便な生活になり、十分な睡眠時間を取っていても疲れが取れないものです。
そういう時こそ平時に近い環境での就寝が、体力や精神力の維持に不可欠です。

簡易用ダンボールベッドはコンパクトで備蓄しやすく、わずか数分でダンボールベッドを設置する事が出来ます。スピードが求められる避難所でのベッドの設営訓練は今後も必須条件になります。

https://www.city.kitanagoya.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/001/587/map.pdf

グラウンドでの訓練では、道路啓開訓練、救護所設置訓練、仮設トイレ設置訓練及び給水バックを使った応急給水体験、水消火器体験、煙体験、地震体験コーナーが設営されておりました。

様々なスペース内で地震を体験できる装置をはじめ、各種の消防・防災に関する実物及び車両展示(白バイ、災害対策車、被災車両搬出車、救助工作車など)による啓発活動により、火災予防意識の向上や防災力強化に繋がったのではないでしょうか?

日頃の備蓄や耐震化、地域の防災訓練や要援護者の避難支援、行政による救助・避難所の運営など互いの連携を取る事で、被害をどれだけ最小限に防げるかを実際の訓練に参加して再認識する事ができました。

また、学校施設が災害時の避難先として指定されており、全体育館に冷暖房・換気を行える空調設備を設置するだけでなく、外部の日射熱を通して施設内の温度を上昇させる要因を遮断させる為にも遮熱塗装や複層ガラスの設置などによって遮熱対策を行うことも必要だと感じました。

避難所としては学校施設の防災機能をさらに向上させ、地域住民が安心して過ごせる環境の改善を求めて参ります。

言葉より行動で

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