リサイクル推進研修会へ

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この度、中川リサイクルセンターにて行われたリサイクル推進研修会を受講してきました。

リサイクルできる資源にはどれくらいの方法があるのかを学んできました。

【紙リサイクルの基礎知識】

代表的な物

新聞紙 段ボール 雑誌 雑がみ 飲料(牛乳パック)

これらの古紙をリサイクルするために大切なことは種類毎に分別して排出をしなければなりません。なぜならば、古紙は品質、特徴に応じてそれぞれ異なる紙の原料に使われるからだそうです。

資源できる物の中には、禁忌品(きんきひん)と言われるろう引き段ボール(主に海外製の段ボール)、昇華転写紙(アイロンエプロン紙)、カバンや靴の詰め物等が混合していると機械のトラブルや不良品の原因になり兼ねず、折角分別していても製品化されない為、リサイクル品の知識を学んだ上で分別できるように心掛けていきたいです。

私が住んでいる北名古屋市でも、一般ゴミの中に資源としてリサイクルできる原料が含まれており自治体も頭を抱えている問題として毎回公報に取り上げられております。

正しい知識、正しい分別を…

※紙リサイクルの意義として、一度使用した紙(古紙)を繰り返し使用する事で資源の有効利用及び貴重な森林資源を守ることに繋がります。

私自身も出来る事からはじめ、廃棄物として処理される紙の量を削減分別し、SDGsに貢献していきたいと考えます。

ペットボトルリサイクルの基礎知識

そして、次に皆さんが良く飲まれているペットボトルについてです。

この講習会に出向きペットボトルの基礎知識も学ぶことができました。ペットボトルとは良く知られているプラスチックと同じ原料で作られています。

「プラスチック」の代表選手は、ポリエチレン、ポリプロピレン、プラモデルなどに使われるポリスチレン、繊維に使われるナイロン、ポリエステルなど。

このうち、PETボトルはポリエステル(ポリエチレンテレフタレート)から作られており、素材としては、ワイシャツやブラウスなどの繊維や食品包装フィルムと同じ。

また、なぜペットと呼ぶのか?

英語でPOLY ETHYLENE TEREPHTHALATE(ポリエチレンテレフタレート)と書くため、その頭文字をとって「PET(ペット)」と呼んでいるのです

※PETボトルをリサイクルする2つの方法

カスケードリサイクル

回収したPETボトルを細かく砕いた再生フレークを原料にして、PETボトルとは異なる用途のいろいろな製品をつくる方法です。製品の種類は年々増えており、より身近なものになっています。

水平リサイクル(ボトルtoボトル)

回収したPETボトルをケミカルリサイクル(化学的再生法)またはメカニカルリサイクル(物理的再生法)により原料にもどし、再びPETボトルをつくる方法です。
石油からつくられるPET樹脂と同じレベルの高純度原料が得られるので、これまでの方法とまったく品質の変わらない、透明できれいなPETボトルになります。

リサイクルの統計
日本全国でPETボトルはどれくらい使用され、回収されているのか?

2020年度の指定PETボトル(飲料、特定調味料、酒類)の販売量は551千トンです
2020年度の指定PETボトルの回収が確認された量(キャップ・ラベル・異物を含まない)は、市町村系(推進協議会調べ)が295千トン、事業系(推進協議会調べ)が238千トンで、回収量の合計は533千トン(回収率96.7%)です。

リサイクルに回らないで、捨てられているPETボトルの量は?

当推進協議会は2020年度の指定PETボトル販売量551千トンに対するキャップ・ラベル・異物を除くPETボトル本体のリサイクル量は488千トンと推計しました。従って、リサイクルに回らなかった量は合計で63千トンにて、その内訳は、リサイクル工程で発生する残渣(粉や汚れボトルなど)が45千トン、可燃ごみ不燃ごみ混入して排出された量は18千トンと計算しました。なお、リサイクルに回らなくてもそのうちの54千トンは熱回収され、残りは単純焼却や埋め立てされている。

まとめ…

リサイクルの目的は、資源の循環的利用(リサイクル)により、限りある天然資源の消費を抑制し埋立処分量を減らすなど、環境への負荷をできるかぎり軽減することであり、リサイクルにかかるコストが大きすぎるリサイクルは、現実的ではありません。

今回の講習を受講し学んだ事は、 リサイクルをしなければ、ゴミが増え続け、環境に悪影響を与えてしまいます。
ゴミを処分するために燃やすとしても、二酸化炭素有害物質排出し、それが大気汚染原因にもなります。
他にも水質汚染土壌汚染など、ゴミによる環境への悪影響数多く存在します。
また、最終的にゴミを捨てる場所である最終処分場にも限りがあります。

リサイクルをせずにゴミを捨て続けてしまうと、これも限界を迎え、ゴミで溢れかえることになってしまいかねません。

そうならないためにも、極力ゴミを出さないようにリサイクルをする必要性があります。ゴミのないクリーンな街づくりにしていく為にも、ゴミの中にもリサイクルできる資源沢山ある事念頭に入れながら、ごみ拾いをこれからも続けていきます。

また、単にごみを拾うだけの清掃活動ではなく、自分と向き合うきっかけになれればと思っています。

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